ラクトフェリンとノロウイルスについて

ラクトフェリンによるノロウイルス胃腸炎予防効果があることも、臨床試験結果としてはっきり報告されています。1度なった人は本当に2度と感染したくないと思うのがノロウイルス。そして子どもやお年寄りの感染は命にもかかわることもあります。ラクトフェリンが本当にノロウイルス感染予防に効果があるかなど、驚きの臨床試験の結果などをまとめてみました。

 

ラクトフェリンとノロウイルスの関係

ラクトフェリンにノロウイルス感染予防効果があるのは、ラクトフェリンの免疫向上効果が原因していると言われています。そしてそれを実証するための臨床試験が森永乳業の研究チームによって行われ、それはラクトフェリン国際会議(10月6-10日、イタリア・ローマで開催)で報告されました。

 

今までも長崎大学医学部によって行われた臨床試験においても、保育園児に対して1日400mgのラクトフェリン摂取によって、ノロウイルス感染性胃腸炎の発症率が低下したことが報告されています。しかし、今回は1日100mgのラクトフェリン摂取によって、さまざまな年齢層を対象にしたノロウイルス感染性胃腸炎の発症割合の臨床試験が行われ、驚くような効果が見られたのです。

 

臨床結果によるラクトフェリンの驚きの効果

2013年に森永は中部地区にて、1日100mgのラクトフェリンサプリを継続購入している人を対象に、医師の診断によるノロウイスル感染性胃腸炎の感染を調査をしました。摂取頻度は「ほぼ毎日」「週4〜5回」「週2〜3回」「週1回程度」「週1回未満」「不明」の人々461人、内男性132人、女性329人が対象、平均年齢は59.3歳となっています。

 

それぞれの対象者がノロウイルスと診断された人の割合から、驚くべき結果が出たのです。簡単にご紹介すると、「ほぼ毎日」は0.6%、「週4〜5回」は1.0%、「週2〜3回」は1.8%、「週1回」は5.3%となりました。

 

ここから確実にノロウイルスの感染と、ラクトフェリンの摂取の関係が見えてきたのです。毎日摂取している人と週に1回の人では9〜10倍近い違いが出たのです。これによってラクトフェリンは、1日100mgの摂取であってもこの効果が期待できるということが分かりました。理想的な摂取量は1日150mg〜300mgと言われています。最初は便が緩くなることもあるので、100mg程度から徐々に増やして行き、自分に合った量を探してみましょう。

 

ノロウイルスだけじゃない

ラクトフェリンのすごい効果

もちろんラクトフェリンの効果はノロウイルスに限らず、さまざまな型のインフルエンザ、細菌による感冒なども改善効果が認められています。口の中の唾液や粘膜、鼻の粘膜などにラクトフェリンが含まれており、外からのウイルスなどを強力な殺菌力でシャットアウトする効果があります。もちろんそこには免疫システムも大きくかかわってきます。ラクトフェリンをしっかり摂取することで、殺菌力と免疫システムの両面から効果を発揮してくれるのです。

 

ラクトフェリンのラット実験においても、小腸内にある免疫細胞のナチュラルキラーの活性化に、特に影響が大きいと言われています。ナチュラルキラーは24時間休みなしの見回り番であり、即攻撃を行うことのできる免疫細胞です。このことから外からのウイルスや細菌の侵入を阻止して、インフルエンザやノロウイルスなどから体を守ってくれるのです。

ラクトフェリン比較