ラクトフェリンは内臓脂肪に効く

ラクトフェリンが内臓脂肪の低減効果があることは、ライオンの研究によって世界中で知られるようになったと言われています。その辺の真相をもう少し掘り下げてみましょう。

 

ラクトフェリンと内臓脂肪の関係

ラクトフェリンは内臓脂肪に効く

ラクトフェリンが内臓脂肪を減らすということを発見したのは、日本のライオンの研究室でした。ラクトフェリンは世界中で研究されており、まだまだ未開の部分も多い分野です。その中でさまざまな効果がいろいろな研究者によって発表されてきています。

 

ライオンは口内の歯周病などの予防の研究をしている中、偶然内臓脂肪の低下に気づき、それから10年の研究を経て世界で初めてラクトフェリンが内臓脂肪を減らすという効果を発表したのです。

 

臨床試験は二重盲検法

ライオンが行った内臓脂肪を落とすという、証明をした臨床試験結果についてご紹介しましょう。まずこの臨床試験では二重盲検法が行われました。二重盲検法というのは医学試験や研究などで、薬やその治療法を調べるときに使われる検査方法であり、より確かな結果が出ると言われています。

 

まず薬や対象物を処方する側の医師と、その薬や対象物を摂取する臨床対象者の双方が、この臨床試験を行っていることを分からないようにして行う方法です。その理由には何の効果もない薬であっても、薬として摂取することで、思い込み効果が出ることもあるからです。

 

プラセボ効果とも言いますが、このように観察者側にも対象者側もこのような思い込みや暗示がないようにするために二重盲検法が使われます。ライオンのラクトフェリンと内脂肪の関係についての臨床試験ではこの二重盲検方法を用いて、より確実性の高い結果を出しています。

 

臨床試験結果

臨床試験では成人男女26名、その平均年齢は44.8歳で、この人達を2つのグループに分けて行ないました。1つはラクトフェリン1日300mgを8週間摂取したグループ。もう一つのグループはプラセボ剤を同じように8週間摂取してもらいました。もちろんこれは二重盲検法のため2つのグループを作ったものです。

 

その結果、内臓脂肪面積ではプラセボグループはほぼ変らず。ラクトフェリングループはプラセボグループに比べて12.8cu低下したという結果が出ました。またBMIもプラセボグループは逆にプラス平均0.2/u以上、ラクトフェリングループの方はそれと比べ平均0.9/uの低減たったのです。この結果からラクトフェリンが内臓脂肪の減少に効果があることが判明しました。

 

また体重においてもプラセボグループは逆に平均プラス1sとなり、ラクトフェリングループはそれに比べ平均2.5s減となったのです。その上、腹囲はプラセボグループと比べて3.4p減少しました。

 

このことによって内臓脂肪の低下が確実であること。そしてBMI、体重、腹回りなどすべての低下も判明しました。そしてこれらの結果から免疫向上効果だけでなくダイエットや成人病にも予防・改善の効果、脂肪代謝改善効果も多いに期待されることになったのです。

ラクトフェリン比較