ラクトフェリンダイエット

健康の為にも美容のためにもダイエットは大切なことですが、健康を害するようなダイエットは後で自分が苦しむだけ。そういう意味でも健康の向上を意識しながら行うことが、本当の意味でのダイエットと言えるのではないでしょうか。そこで今注目されているのがラクトフェリンダイエットなのです。ラクトフェリンについて、そしてダイエット効果のメカニズムなども考えていきましょう。

 

ラクトフェリンとダイエット

ラクトフェリンとは哺乳類動物、もちろん人間も含めて母乳に多く含まれている成分です。特に鉄分と結合する性質をもった糖タンパク質の一種です。また強力な抗菌力や殺菌力を持ち、細胞やウイルスの増殖を抑える効力があります。唾液や血液、涙などの粘膜や粘液に含まれており外敵から守ってくれます。

 

赤ちゃんは生後2日目以降から腸内にビフィズス菌が出現してきます。その間、赤ちゃんの腸内をしっかり守っているのもラクトフェリンの働きと言われています。ラクトフェリンの効果には殺菌効果だけでなく、強力な腸内環境の改善効果や免疫力活性効果などもあります。また活性酸素の異常発生を抑えることができることもラクトフェリンの大きな魅力です。

 

そしてダイエット効果と直接関係のある、内臓脂肪の減少効果や中性脂肪の合成に抑制効果があります。ラクトフェリンのダイエット効果は腸内環境改善によるデトックス効果と、脂肪抑制・燃焼効果などにより期待されているのです。

 

ラクトフェリンと脂肪分解作用、脂肪抑制作用

私たちは脂肪を分解するためにはリパーゼという酵素が必要になります。そして脂肪はペリリピンという物質でコーティングされおり分解されないように守られているのです。そのためせっかくリパーゼが脂肪を分解しようとしてもなかなか分解するまでに至らず、拮抗状態(リパーゼとペリリピンの作用の綱引き状態)になります。

ラクトフェリンのダイエット効果

ラクトフェリンには、このペリリピンを減少させる作用があると報告されています。そのため拮抗状態になっていたリパーゼが優位になり、脂肪分解効果を発揮することができるようになるというわけです。その上、中性脂肪を合成すること自体を制御する効果が、ラクトフェリンのもう一つの効果としてあることも証明されています。この2つのラクトフェリン効果によって、ダイエット効果が期待できると言われているのです。

 

ラクトフェリンと腸内環境改善

ラクトフェリンは腸内の善玉菌の強い味方としてサポートしてくれます。悪玉菌には不可欠な鉄分を吸収するため悪玉菌を弱らせてくれるのです。それによって善玉菌が優位となり腸内環境が整い、便秘などのデトックストラブルも改善されていきます。

 

便秘が解消されると、便に含まれているいらない脂肪や毒素を、また腸内に吸収してしまうこともなく、美容効果やダイエット効果、それに健康にも効果が期待されます。しかし腸内環境の改善は便秘解消だけではありません。腸内の動きが良くなることで新陳代謝も良くなりカロリー消費も増えていきます。

 

また吸収力も高くなり、細胞の隅々まで栄養が行き届くので全身の代謝もアップします。それによって新陳代謝率全体が高まり、脂肪燃焼も良くなるのです。また腸内に存在している脂肪吸収を抑制する細菌も、活発になるため肥満体質が改善されます。

 

ラクトフェリンと歯周病とダイエット

歯周病の原因である歯周病菌毒素を増殖させないように、口の中の唾液や粘膜中のラクトフェリンは大活躍してくれます。ラクトフェリンを摂取することで、より歯周病の改善や予防にも効果が期待されているのです。

 

歯周病菌毒素は歯周病を進行させていくだけでなく、近年の研究によって血中コレステロールや中性脂肪の増加作用があることも分かってきています。そのため歯周病菌毒素を減らすことも、ダイエットとつながるのです。ラクトフェリンのダイエット効果には、デトックス効果、脂肪分解・抑制効果に加え、歯周病予防や改善による効果もあるということになります。

 

ラクトフェリン摂取について

ラクトフェリンによって健康やダイエットの効果を得たいと思ったら、1日150mg〜300mgは必要と言われています。しかし残念なことにラクトフェリンは熱や酸にとても弱いという性質があり、そのため牛乳でも絞りたての生牛乳をすぐに摂取する以外、理想的な飲み方はないのです。

 

だからこそラクトフェリンはサプリで摂取するしかないということになります。1日100mgの摂取であっても臨床試験によって結果は出ていますが、しっかりダイエットを考えるなら、やはり最低150mgは摂取したいものです。

 

そして摂取したからといって、すぐに体重が減らなければ効果がないと考えないことです。例えば一般のダイエットサプリのように脂肪燃焼を高めるものや、脂肪を吸収させない薬などとは違います。太りにくい体質を作りながらダイエットを進行させていくラクトフェリンダイエットは、最低でも3カ月から6カ月は続けて飲むようにしましょう。

ラクトフェリン比較