更年期障害の原因

更年期障害は閉経の前後から起こると言われています。その症状もとても辛い人から、まったく気にならずに済んでしまったという人などさまざまです。さて原因が分からないと改善方法もなかなか見つかりません。更年期障害の原因についてもう少し掘り下げてみましょう。

 

更年期の疲れ

 

更年期障害とエストロゲン

更年期障害というと、やはり女性ホルモンの中のエストロゲンが急激に減ることで起こると言われています。確かに閉経の前後に起こるわけで、女性ホルモンの中でも特にエストロゲンの減少によるものがほとんどです。しかし現実にはエストロゲンを増やせばすべて改善されるのかというと、なかなかそうもいかないこともあるようです。

 

エストロゲン減少以外の原因

エストロゲンが減少したことで起こる症状は、エストロゲンを増やすホルモン補充治療でわりと治りやすいと言われています。しかしエストロゲンを作り出す卵巣の老化や、さまざまな婦人科系の器官の老化や原因不明のものもあります。それらはホルモン治療をしても、なかなか改善しないこともあるのです。

 

もちろんエストロゲンの減少が代表的な原因ですが、なんでもエストロゲンが足らないということで片付けられないことも忘れないようにしましょう。もちろん精神的なことなどは、エストロゲンが減少してホルモンバランスが急激に乱れることで自律神経が乱れ、それによる不安症状などが起こるのではないかとも言われています。そういう意味ではエストロゲンの減少というより、ホルモンバランスの乱れの方が直接的には大きな原因になるとも言えそうです。

 

エストロゲン低下による症状

エストロゲンの低下による症状は顔のほてり、のぼせが急に訪れるホットフラッシュ・異常発汗・動悸・息切れ・骨粗鬆症などがあります。特に骨粗鬆症は骨折を起こすまで気付かないことが多いわけですが、骨密度は健診や検査でも測定できるので早めの予防をおすすめします。

 

エストロゲン低下が間接的な症状

エストロゲン低下が間接的に影響している症状には精神神経症があります。イライラしたり鬱状態に近い症状、不眠、情緒不安定なども更年期にはつきものですが、これらはエストロゲンの低下が間接的に関係しているものと言えそうです。

 

例えばエストロゲンが低下することで、シワやシミが増え、顔も体もたるみが出てきます。これらエストロゲンの低下によるものですが、このことで女性としての自信がなくなってしまう女性がとても多いと言われています。加齢によって自分に自信がなくなると明るさまで無くしていきます。女性が女性の美しさを失っていくときに起こる不安定な精神状態も、更年期には拍車をかけると言われるほど大きなストレスなのです。

 

今までホルモンバランスは、生理のメカニズムに沿って一定のリズムで繰り返してきました。それが閉経に近づき急激な女性ホルモンの減少によってバランスを崩し、自律神経まで影響を受けて崩れていきます。この2つは脳の視床下部にあり、どちらの乱れも影響しあうのです。つまりホルモン分泌の乱れに連動して自律神経が乱れるため、更年期に精神的に影響があるのも当然なのです。そしてストレスは気持ちが落ちこむきっかけになりますが、その一つとして老いという悲しい現実がどんどん押し寄せるわけですからたまりません。

 

精神的な部分はエストロゲンと関係するとは言えるものの、エストロゲンをただ増やしても治るというものでもなく、ホルモン補充治療による効果は高くはありません。鬱症状が強くなると産婦人科だけでなく心療内科の部分も必要になることもあります。そしてその人にあった薬なども使いながら上手に乗り超えることも大切ではないでしょうか。

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