更年期障害に高麗人参

更年期にはさまざまな対処方があります。その中には高麗人参による改善法も人気があります。高麗人参の更年期障害における効果のメカニズムを考えてみましょう。そして高麗人参の成分や効果をしっかり知ることで、更年期をじょうずに乗り超えるための鍵が見えてくるのではないでしょうか。高羅ニンジンの成分とその効果、そして更年期障害への効果の3つを同時に考えてみましょう。

 

高麗人参の効果と更年期

高麗人参の特徴というと、やはりまずサポニンが豊富であるということです。高麗人参に含まれるジンセノサイドというサポニンによって、さまざまな効果が期待できます。更年期とどのような関係があるか関連を考えてみると、どれもエストロゲン減少をほとんどカバーしてくれることが分かります。

 

だからこそエストロゲンの急減による体の悲鳴も和らげてくれるのです。またサポニン以外の成分もまたさまざまな効果があり、それが更年期障害改善につながっています。高麗人参の成分個々の効果と、更年期との関連ついて考えてみましょう。

 

サポニンと自律神経失調と更年期

更年期障害イコール自律神経失調症と言えるほど、自律神経失調と大きくかかわっています。(ただし自律神経失調は更年期障害がほとんど影響しているわけではなく、さまざまな原因で起こります)このように更年期障害のほとんどが自律神経失調によるものであり、その自律神経失調を改善することができるのが、高麗人参の中のジンセノサイドというサポニンなのです。

 

ジンセノサイドというサポニンは中枢神経を落着かせるジオール系と、中枢神経を逆に元気にするトリオール系の両方が含まれています。この正反対の成分が自律神経の交感神経と副交感神経に作用して、どちらも正常に働くように調整していきます。つまり高麗人参の中心成分とも言えるジンセノサイドというサポニンが更年期の二次的原因でもある自律神経失調を正常にしてくれるのです。

 

サポニンとコレステロールと更年期

サポニンには、小腸で吸収される糖質が脂肪と結合するのを阻害する働きがあります。更年期にはエストロゲンが減少するために血中コレステロールが増え、動脈硬化などのリスクも高まります。そのためサポニンの効果は、更年期による疾患予防にも効果があります。サポニンは血液の中の悪玉コレステロールを減少させるため血液をサラサラ状態に。今までエストロゲンがそれらの働きをしていたので、エストロゲンの少を補うことができます。

 

サポニンと免疫力向上と更年期

サポニンには免疫向上効果もあります。体に外敵が入ってきたことを察知して最初に攻撃するのが、ナチュラルキラーとも言われているNK細胞です。このNK細胞にサポニンは刺激を与えることができるため、それによってNK細胞が活性化し免疫力が高まります。

 

特にウイルス性、細菌性の疾患やがんなどの予防に効果があります。更年期にはさまざまな理由から免疫力が落ちることも多々あります。また子宮がんなどは更年期に起こりやすいとも言われているため、免疫力向上効果は更年期には大切なことなのです。

 

サポニンと血流改善と更年期

サポニンは血液をサラサラにしてくれることから、血栓ができにくくなります。血流が毛細血管まで行き届くため、これがサポニンの疲労回復につながるとも言われています。エストロゲンもまた血液ドロドロを防ぐ効果があり血栓を防いでいます。エストロゲンが減少すると、男性に多かった動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが突然高くなったりするのもこのようなことがあるからなのです。ここでもエストロゲンの働きの代りを高麗人参のサポニンが担ってくれるということになります。

 

サポニンとアンチエイジングと更年期

サポニンは活性酸素を分解し、細胞の老化を抑えてくれます。また過酸化脂質の生成を抑える効果もあり、肝臓機能の改善にも効果があります。細胞の酸化が抑えられることで、アンチエイジングにも高い効果が期待されているのです。

 

更年期には美容ホルモンとも言われるエストロゲンが激減するため、女性としての美しさも同時に減っていき、それによってますます精神的な落ち込みも強くなります。そこでサポニンによって肌の老化が抑えられることは、更年期には特にとてもうれしいことであり、気持ちも前向きでいられるのではないでしょうか。

 

アスパラギンと代謝と更年期

アスパラギンはタンパク質の合成を促進し、代謝を助ける成分です。エネルギー代謝に関係しスタミナ回復や疲労回復にも効果があります。更年期には代謝が落ちるために肥満になったり、元気がなくなりすぐに疲れるなどの症状があります。これらは代謝低下に原因がありますが、アスパラギンはそんな更年期の状態をフォローしてくれます。

 

葉酸と貧血と更年期

高麗人参には葉酸も含まれており、赤血球の合成にかかわる造血効果があります。また葉酸は婦人科機能の向上にも効果があります。更年期になって卵巣機能の低下が起こりますが、その進行を抑えてくれる効果もあり、ホルモンバランスの乱れを和らげてくれます。

 

マグネシウムと骨粗鬆症と更年期

また高麗人参にはマグネシウムも含まれていますが、骨を形成するにはカルシウムだけでなくマグネシウムも欠かせません。特に更年期には骨生成力が落ち、骨成分が溶け出す量とのバランスが悪くなるので、骨粗鬆症のリスクが高くなります。カルシウムを摂取しても、マグネシウムが不足していては骨は作れません。そのため更年期の骨粗鬆症のリスクにも対応できるのです。

 

どんな更年期障害にも効果が期待できる高麗人参

基本的に自律神経の調整ができるので、精神的なトラブルや睡眠不足、ホットフラッシュ、火照り、冷えなど、更年期の主な症状ならどれにも効果があると言えます。特に更年期鬱傾向のある人は、しっかり改善しないと後々症状が続いてしまいます。このような後々続いてしまうような症状には是非おすすめです。

 

また更年期の症状だけではなく、更年期が引き金となる成人病や糖尿病、骨粗鬆症、ガンなどの疾患の予防をしたい人。もともと内臓脂肪が多いタイプや、高血圧傾向のある人、血糖値の高めの人などは、エストロゲンが減ることで成人病になるリスクがより高くなります。このようなタイプの人にも是非、高麗人参はおすすめです。